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越谷心療内科
さくらメンタルクリニックの
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文科省方針では、不登校児童の自宅学習を成績に反映し、高校の単位の半分までオンラインで取得できる

   2024年度、全国の小中学校で、不登校だった児童・生徒が35万人を超え、過去最多を更新したというニュースがありました※1。10年前の2014年には不登校の児童数は122,897人※2でしたから、およそ2.9倍に増えています。

   当院を受診されるお子さんの中には、発達障害(ADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、LD(学習障害、ディスレクシア))、強迫性障害、躁うつ病(双極性障害)、不安障害、統合失調症などのために、登校できない日が多いお子さんがおられます。

   小学校、中学校は義務教育なので公立校に在籍していれば卒業はできますが、成績がつかない状態になってしまうことが多いです。高校生はもっと切実で、出席日数が足りない、取得単位が足りない、といったことで卒業できなくなり、通信制高校へ転入したり退学したりするケースも少なくありません。

   こうした状況の中、文部科学省は次のような方針を示しています。小中学生については「不登校児童生徒が教育支援センターや自宅等で行った学習の成果が成績に反映されるようにすること」※3、高校生については74単位のうち36単位まで、「授業に代えて通信教育を行うことができる」※4、つまり登校しなくてもオンライン授業等で単位取得するという道もあるのです。何をどのようにすれば単位を認めるのか、認めないのか、校長先生が決めることなので、校長先生にご相談するのがよいかもしれません。

参考:
※1 不登校児童生徒数、2024年度は過去最多の35万人 文科省調べ Yahooニュース 10/30(木) 12:03配信

※2 令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について 令和6年10月31日(木) 文部科学省初等中等教育局児童生徒課

※3 「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について(通知)」令和6年8月29日 文部科学省初等中等教育局長

※4 高等学校等における多様な学習ニーズに対応した柔軟で質の高い学びの実現について(通知)(5文科初第2030号) 令和6年2月13日 文部科学省初等中等教育局長

監修者

院長 村重直子

   当院は埼玉県越谷市の南越谷駅から徒歩1分、新越谷駅から徒歩2分という立地で、うつ病、不安障害、パニック障害、不眠症、適応障害、児童・思春期のメンタルケアまで幅広く対応し、一人ひとりを大切に診療に当たっております。

   私はこれまで、ニューヨークのベス・イスラエル・メディカルセンター、国立がんセンター中央病院、および複数のクリニック・訪問診療に携わり、国内外で多様なライフステージに応じた医療に従事してまいりました。
   一人ひとりに寄り添い、その方の人生に伴走する医師でありたいと願って診療しています。

   特に児童精神科・思春期のメンタルケアでは、一人の母親としても共感を持ちながら、お子さんの「過去・現在・未来」を一緒に考えてまいりましょう。思春期ではご本人の意思を尊重し、必要に応じて親御さんと別々の時間を設けることもございます。すべては、将来、お子さんの持つ可能性が花開く時のために。

   心の不調でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。越谷市を中心に、地域の皆様の頼れる診療所として、スタッフ一同、誠意をもって診療にあたります。

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