休職とは
休職とは、心や体の不調により、しばらくの間お仕事をお休みする制度です。
「がんばりたいのに、どうしてもからだが動かない」「朝起きることすらつらい」そんなときに、無理をせず、自分の暮らしを守るために使う大切な手段です。
当院では、心と体の状態を見きわめ、診断書の即日発行や手続きのご相談などを通して、少しでも早く安心して休職に入れるようサポートしております。
どうか、ひとりで抱えこまず、ご相談ください。
このような症状でお悩みの方へ
休職は、「心や体のつらさを抱えたまま、がまんして働き続ける」ことから自分を守るための制度です。
当院では、診断書の即日発行をはじめ、傷病手当金の手続き支援や復職後の再発予防サポートまで、心と暮らしの両面からしっかりと支えます。
たとえば、以下のような状態でお困りの方は、どうぞ遠慮なくご相談ください。
このような場合はご相談ください
- 朝起きても体が動かず、仕事に行けない
- 疲れが抜けず、休んでも気力が戻らない
- 職場に行くと動悸や吐き気、頭痛などの症状が出る
- 気分が落ち込み、涙が止まらなくなることがある
- 仕事でミスが増え、注意力や集中力が続かない
- 上司や同僚と顔を合わせるのが怖い
- 自分を責める気持ちが強く、「消えてしまいたい」と思ってしまう
- けがや病気で通勤や業務が困難になった
- 妊娠・出産・更年期など体調の変化で無理がきかなくなった
- 家族の介護や育児など、生活の事情で心身が限界を迎えている
心や体の不調は、「がんばりが足りない」せいではありません。必要なときに休むことは、「自分の未来を大切にする選択」です。
当院では、休職のお悩みについてトータルでサポートしています。
- 診断書の発行
- スムーズな休職手続きの進め方
- 傷病手当金の申請支援
- 職場復帰に向けた準備と通院フォロー
「まだ休職とまでは思っていないけれど…」という段階でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
休職のご相談について
心や体がつらいとき、ひとりでがまんしすぎないでください。
休職は「逃げ」ではなく、「守るための選択」です。
当院では、診断書の即日発行、傷病手当金のサポート、復職支援まで一貫して行っております。
新越谷・南越谷を中心に、越谷市やその周辺地域の皆さまの暮らしに寄り添いながら、やさしく、ていねいに支援してまいります。どうぞ安心してご相談ください。
休職の流れ

会社への相談
まず、体調が不安定なことを上司や人事担当者に相談しましょう。休職の必要性や期間について話し合い、会社の規定に沿って手続きを始めます。

診断書の提出
休職の理由が病気やけがである場合、医師による診断書が必要です。心の不調の場合は、精神科または心療内科の医師が作成します。当院では、当日発行を行っております。

休職申請書の提出
企業によっては、専用の申請書の提出が求められることもあります。書類の記入方法など、不明な点はご相談ください。

休職中の生活(傷病手当金の活用)
多くの職場では、長期間の休職中は給料が出なくなる場合があります。その際は、健康保険から「傷病手当金」を受け取ることができます。当院では、申請に必要な書類の記入などもサポートいたします。
※傷病手当金とは
傷病手当金は、病気やけがで働けない方が、生活を支えるために受け取れる公的な給付金です。
1.受給の条件
- 健康保険に加入していること
- 業務外の病気やけがで4日以上休んでいること
- 休職中に給与が出ていないこと
2.支給額
- お給料のおよそ3分の2相当(標準報酬日額に基づく)
- 最長で1年6ヶ月間、継続して支給されます
診断書の提出や申請書の記入が必要ですが、当院ではこれらの手続きについてもお手伝いしております。

休職中の医療機関との連携
休職は、ただ「休む」だけでなく、「治す」「整える」ための時間です。そのため、休職中も医療機関に通い、心身の回復を支えることが大切です。特に、心の不調は目に見えづらく、回復までに時間がかかることもあります。当院では、回復の段階に応じた治療と定期的な診察を通じて、安心して休める環境づくりを行っております。

復職
体調が整い、「また働いてみよう」と思えたときが復職のタイミングです。復職にあたっては、医師による復職可能の診断書が必要になります。会社や産業医と連携しながら、無理のない形で復帰できるよう支援します。仕事への戻り方には、「時短勤務」や「段階的な業務調整」などの選択肢もあります。一人ひとりに合った復職のかたちを一緒に考えてまいります。

再発防止のためのサポート
復職後も、無理をせず、安心して仕事を続けていくためには、再発を防ぐためのサポートが大切です。
当院では、
- 定期的な通院フォロー
- 再発予防のためのカウンセリング
- ストレス対処の練習や環境調整の相談
など、復職後のケアにも力を入れています。
「復職して終わり」ではなく、「健康に働き続けられる未来」を一緒に支えていきます。