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越谷心療内科
さくらメンタルクリニックの
クリニックブログ
「仕事と家庭の両立」がつらい時 ~診断よりも環境調整が大切~
2026.03.02
院長のつぶやき
越谷市は、全国や埼玉県に比べて、核家族の子育て世帯が多い地域です(図1)。

その中でも、共働きで、新越谷・南越谷から1日約3時間かけて都内へ通勤される方も多く、保育園や学童の送り迎え、家事、育児を、ぎりぎりのところでこなしているご家庭も少なくありません。
診察室では、「仕事と子育ての両立」が始まったことをきっかけに、やるべきことが多すぎて、1日24時間では足りない生活となり、心の不調を起こしているたくさんのお母様方を、毎日のように拝見しています。
「時間がなくて、子どもにイライラしてしまう」
「時間がなくて、30分以内に宿題を終わらせなさいと、子どもに声を上げてしまう」
診察室で、涙ながらにおっしゃる声を、日々お聞きしています。
「仕事と子育ての両立」ができないのは、「自分がおかしいのではないか」、「自分に発達の特性があるのではないか」と自分を責め、診断を求めて受診される方が多く、心を痛めています。
問題は、「時間がない」ことです。「自分がおかしい」のではありません。
「時間がない」という困りごとに対処する方法は、環境調整です。お母様のキャパシティの範囲内で、お子さんと向き合う時間を持てるように生活環境を整えていくことです。
診断よりも、環境調整が大切なのです。
診察室で、悲鳴のような声を聞いていると、 かつては仕事と子育てを両立しないことが主流だった時代があったことを、思わざるを得ません※1。
すべての女性が、働きたければ働くことができ、お子さんと一緒に過ごしたければ専業主婦を選択できる、そして、また働きたくなったら働ける、といった多様な生き方を実現できる社会の方が、生きづらさを抱える人の数はずいぶん減るのではないでしょうか※1。
監修者
院長 村重直子
当院は埼玉県越谷市の南越谷駅から徒歩1分、新越谷駅から徒歩2分という立地で、うつ病、不安障害、パニック障害、不眠症、適応障害、児童・思春期のメンタルケアまで幅広く対応し、一人ひとりを大切に診療に当たっております。
私はこれまで、ニューヨークのベス・イスラエル・メディカルセンター、国立がんセンター中央病院、および複数のクリニック・訪問診療に携わり、国内外で多様なライフステージに応じた医療に従事してまいりました。
一人ひとりに寄り添い、その方の人生に伴走する医師でありたいと願って診療しています。
特に児童精神科・思春期のメンタルケアでは、一人の母親としても共感を持ちながら、お子さんの「過去・現在・未来」を一緒に考えてまいりましょう。思春期ではご本人の意思を尊重し、必要に応じて親御さんと別々の時間を設けることもございます。すべては、将来、お子さんの持つ可能性が花開く時のために。
心の不調でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。越谷市を中心に、地域の皆様の頼れる診療所として、スタッフ一同、誠意をもって診療にあたります。