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越谷心療内科
さくらメンタルクリニックの
クリニックブログ

LD(学習障害)が疑われる例①

病名

   LD(学習障害)は、英語圏では一般的にディスレクシアと呼ばれますが、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)ではSLD(限局性学習症)となっています。

相談内容

   通信制⾼校1年⽣の⼥の⼦。読むのが遅いのは、頭の中で⽂字がばらばらになり、組み⽴てながらでないと読めないからだと⾔います。「親しい友達」を「新しい友達」と読んでしまったり、”animal”を”aminal”と読んでしまったりします。⼩さいころ、鏡⽂字(左右反転する⽂字)を書いていました。「ツ」と「シ」の区別、英語のgとq、pとqの区別が難しく、デジタル時計の「2」と「5」が区別できません。英語のスペルを覚えるのが苦⼿で、”cowboy”を”cow”と”boy”に分けることや、同じ韻を踏む単語(cat, bat, matなど)を認識することも難しいです。⼿書きはとてもゆっくりですが、タイピングは速いです。⽂章を⾃分で読むより、読み上げてもらうほうがよく理解できます。図形は得意で、3次元の認識も得意です。
   ⼤学に⾏ってプログラミングの勉強をしたいと希望しています。
(※複数の症例から個人を特定できないように加工しています)

経過・考察

   学習障害の疑いがあると考えられます。授業や⼤学受験の際に、合理的配慮を受けられるよう、調整していきましょう。

監修者

院長 村重直子

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