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越谷心療内科
さくらメンタルクリニックの
クリニックブログ
学習障害(LD、ディスレクシア)は天に与えられた才能
2025.10.15 2025.11.07
院長のつぶやき メンタルヘルス辞典
発達障害の中でも、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥多動性障害) は比較的よく知られるようになりましたが、学習障害(LD)はまだあまり知られていないようです。どんな症状かについては、症例1、2、3、4、5、6をご覧ください。
英語圏ではディスレクシアと呼ばれ、知らない人はいないくらいです。たいてい誰でも、友人や親戚の中で「あの人も、あの人もディスレクシア」と思い当たる人がいますし、職場の人から「私はディスレクシアで、音声入力でメールを書いているから、変なところがあったらごめんね」と言われたりします。それくらい当たり前で、ありふれたことであり、当たり前に働いています。経験的には、医師や看護師の中にも結構います。
NASA(アメリカ航空宇宙局)職員の50%以上がディスレクシアと聞いたことがあります。ディスレクシアの人材が重宝される理由は、優れた空間認識力、創造的な問題解決能力、そして宇宙探査とエンジニアリングに不可欠な複雑なパターンやつながりを認識する能力を持っているからでしょう。
天に与えられた才能と使命を持って生まれた人材のように思えます。ディスレクシアの苦手なことばかりに着目するのではなく、才能を活かして世のため人のために活躍していただきたいですね。
監修者
院長 村重直子
当院は埼玉県越谷市の南越谷駅から徒歩1分、新越谷駅から徒歩2分という立地で、うつ病、不安障害、パニック障害、不眠症、適応障害、児童・思春期のメンタルケアまで幅広く対応し、一人ひとりを大切に診療に当たっております。
私はこれまで、ニューヨークのベス・イスラエル・メディカルセンター、国立がんセンター中央病院、および複数のクリニック・訪問診療に携わり、国内外で多様なライフステージに応じた医療に従事してまいりました。
一人ひとりに寄り添い、その方の人生に伴走する医師でありたいと願って診療しています。
特に児童精神科・思春期のメンタルケアでは、一人の母親としても共感を持ちながら、お子さんの「過去・現在・未来」を一緒に考えてまいりましょう。思春期ではご本人の意思を尊重し、必要に応じて親御さんと別々の時間を設けることもございます。すべては、将来、お子さんの持つ可能性が花開く時のために。
心の不調でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。越谷市を中心に、地域の皆様の頼れる診療所として、スタッフ一同、誠意をもって診療にあたります。