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越谷心療内科
さくらメンタルクリニックの
クリニックブログ

LD(学習障害)が疑われる例①

LD(学習障害)について解説

   LD(学習障害)は、英語圏では一般的にディスレクシアと呼ばれますが、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)ではSLD(限局性学習症)となっています。

LD(学習障害)のお子さんによく見られる相談・症状の例

   通信制⾼校1年⽣の⼥の⼦。読むのが遅いのは、頭の中で⽂字がばらばらになり、組み⽴てながらでないと読めないからだと⾔います。「親しい友達」を「新しい友達」と読んでしまったり、”animal”を”aminal”と読んでしまったりします。⼩さいころ、鏡⽂字(左右反転する⽂字)を書いていました。「ツ」と「シ」の区別、英語のgとq、pとqの区別が難しく、デジタル時計の「2」と「5」が区別できません。英語のスペルを覚えるのが苦⼿で、”cowboy”を”cow”と”boy”に分けることや、同じ韻を踏む単語(cat, bat, matなど)を認識することも難しいです。⼿書きはとてもゆっくりですが、タイピングは速いです。⽂章を⾃分で読むより、読み上げてもらうほうがよく理解できます。図形は得意で、3次元の認識も得意です。

   ⼤学に⾏ってプログラミングの勉強をしたいと希望しています。

(※複数の症例から個人を特定できないように加工しています)

LD(学習障害)のお子さんへの支援・関わり方のポイント

   学習障害の疑いがあると考えられます。授業や⼤学受験の際に、合理的配慮を受けられるよう、調整していきましょう。

参照:
発達障害からニューロダイバーシティ(神経多様性)へ
学習障害(LD、ディスレクシア)は天に与えられた才能
「教育虐待」にならないよう、学習障害(LD、ディスレクシア)に気づいてあげましょう
教育を諦めないで:学習障害(LD、ディスレクシア)

監修者

院長 村重直子

   当院は埼玉県越谷市の南越谷駅から徒歩1分、新越谷駅から徒歩2分という立地で、うつ病、不安障害、パニック障害、不眠症、適応障害、児童・思春期のメンタルケアまで幅広く対応し、一人ひとりを大切に診療に当たっております。

   私はこれまで、ニューヨークのベス・イスラエル・メディカルセンター、国立がんセンター中央病院、および複数のクリニック・訪問診療に携わり、国内外で多様なライフステージに応じた医療に従事してまいりました。
   一人ひとりに寄り添い、その方の人生に伴走する医師でありたいと願って診療しています。

   特に児童精神科・思春期のメンタルケアでは、一人の母親としても共感を持ちながら、お子さんの「過去・現在・未来」を一緒に考えてまいりましょう。思春期ではご本人の意思を尊重し、必要に応じて親御さんと別々の時間を設けることもございます。すべては、将来、お子さんの持つ可能性が花開く時のために。

   心の不調でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。越谷市を中心に、地域の皆様の頼れる診療所として、スタッフ一同、誠意をもって診療にあたります。

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